長野県安曇野市穂高・穂高神社 御船祭
2011年9月27日(日).長野県安曇野市穂高の穂高神社の例祭で御船祭が奉納されました.
穂高神社の創建時期ははっきりとはしていませんが,式内社として信濃における大社として古くから信仰を集めています.
安曇族は,北九州を中心に海運を興し,大陸とも交流し高い文化を持ち,その一部が安曇野を永住の地として移り住みこの地で稲作,農牧文化を根付かせました.
例祭で奉納される御船祭は,この安曇族を偲んで行われるもので,穂高区,穂高町区,等々力区がそれぞれ子ども船と大人船.併せて五艘の御船を奉納します.
この御船は,
大人船は長さ12m,幅3m,高さ5.6m,重量約5t
子ども船は長さ8.4m,幅2.4m,高さ4.3m,重量約3t
で,毎年なるの木で船の形に作り,中央に毎年異なった穂高人形を制作します.また,御船の前後は男腹,女腹といいそれぞれに男子の着物,女子の着物を飾ります.
神楽殿の周りを回る間に,二艘の御船をぶつけ合います.この時片方の御船の男腹ともう一方の御船の女腹をぶつけ合うのですが,これは子孫や氏子の繁栄,健康を願っているということです.

なお,どこの地区の御船かよくわからない写真もあり,間違っている可能性もありますので,お気が付かれた方はお手数ですが,トップページの「メール・フォーム」を利用していただいてご教授いただけると幸いです.

「お祭り見てある記」もご覧ください.→穂高神社・御船祭
.
No01 No02 No03 No04 No05
.
穂高町区
No06 No07 No08 No09 No10 No11
.
両町区
No12 No13 No14 No15 No16 No17
.
穂高区
No18 No19 No20 No21 No22 No23
.
穂高区
.
No24 No25 No26 No27 No28
.
等々力区
No29 No30 No31 No32 No33 No34
.
お船のぶつけ合い
No35 No36 No37 No38 No39 No40
.
.
No41 No42 No43 No44 No45
.