本物の竹に5個1セットで飾られる吹き流し |
夏の東北4大まつりのうち秋田の『竿燈まつり』と仙台の『仙台七夕まつり』を8月4日〜6日の2泊3日の日程で見物に出かけました.このページでは『仙台七夕まつり』の画像をお楽しみください. 元々「七夕祭り」は,お盆を迎える行事として日本の各地で行われた行事です.それが,ここ仙台地方では伊達政宗公が婦女子の手習い・作法として奨励し,天明の大飢饉の際には,その世直し策として盛大に行われたと言われています.昭和2年商家の有志達が七夕飾りを復活させ,翌昭和3年東北産業博覧会の行事として開催されたのが現在の「仙台七夕まつり」の始まりといわれています.戦争で七夕飾りは殆ど見られなくなってしまったのですが,昭和天皇が巡幸された昭和22年には5000本の竹飾りでお迎えし,それ以降再び「仙台七夕まつり」が復活しました. ここ仙台七夕まつりでは長さ10m以上の竹を使っています.また,吹流しは5本1セットで各商店,企業,団体の方々が数ヶ月以上も前から手作りで準備します.もちろん吹き流しはプラスチックなどではなく,和紙でデザインなど色々工夫を凝らしてあります. 下のサムネイル画像をクリックすると,1024×768 の画像をご覧いただけます. |