愛知県北設楽郡 東栄町河内 花祭り
2006年11月25日(土)〜26日(日)愛知県北設楽郡東栄町河内で花祭りが行われました.
花祭りは毎年11月から翌年3月まで東栄町の11の地区.豊根村の4つの地区.津具村の1つの地区で行われます.昭和51年5月一括して国の重要無形民俗文化財に指定されました.
花祭りがいつ頃誰によって始められたか?と言う詳しい資料は残っていませんが,鎌倉時代末から室町時代にかけて山伏や修験者によって伝えられた.と考えられており,悪霊を払い、無病息災、五穀豊穣、繁栄を願う湯立神事です.
河内の花祭りは,明治の廃仏毀釈で「神道花」に変更されたとの事.湯蓋やそえ花が白一色,また,鬼が登場する舞も神話の中の物語(例えば,須佐之男命・岩戸明・大蛇退治・大国主命など)に改められています.祭りは河内長峰神社で,25日の18時頃に始められ翌26日の朝9時過ぎまで,夜を通して行われます.
各演目の解説は→ここ 祭場の図は→ここ
宮渡り/しめ降ろし/ばちの舞/式三番/天の祭/地固めの扇/湯の舞(扇)/湯の舞(榊)/願主の舞(須佐)/地固めの矢知/湯の舞(鍬榊)/須佐之男命 地固めの太刀/三ツ舞の扇/岩戸明/三ツ舞の矢知/大蛇退治 三ツ舞の太刀/四ツ舞の扇/大国主命/四ツ舞の矢知/猿田彦命/三ツ舞の太刀 朝鬼/湯囃し/花そだて
河内以外の花祭り
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参考資料: 東栄町誌
郷土の祭
愛知の民俗芸能
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あいちの祭り行事