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大祓 |
氏子総代,氏子数名,宮司,禰宜数名が拝殿で行います.
禰宜の一人からお祓いを受け,宮司が祝詞をあげます. |
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みとびらき |
宮司が神殿の扉を開け,
舞殿にむしろを敷き禰宜,氏子一同が夕食と御神酒を頂きます. |
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三条の祓い |
禰宜,氏子一同が
「とーぼーかみ,えーびーたーまえ,はーらいたーまえ,きよめてたーまえ」
と唱えます |
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ひよしの神楽 |
釜の前で太鼓,鈴にあわせて禰宜,氏子一同が神楽を唱えます.
もと(禰宜)-「御畿内五ヶ国の大神方のましますみちをナ ヤンヤーハーハ」
うら(氏子)-「きよむにはみうらのしおでナ ヤンヤーハーハ」…と
『道を塩で浄め,所を錦で飾っておきますから』と全国の神様を招聘します
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神名帳 |
ひよしの神楽に続いて氏子総代が立ち上がり神名帳を朗読します.
「こはそもあたりきたり年月よきとし…」と
『遠山の庄木沢村の八社の神様が,全国の神様を湯の上にお呼びして,神楽や舞でおもてなししますので,この村をお守り下さい』とお願いします |
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湯立て (五大尊) (湯木舞) (湯立て) (湯殿わたし) (神ひろい) |
湯立ては(五大尊)(湯木舞)(湯立て)(湯殿わたし)(神ひろい)の神事を
(1)八幡様の湯.(2)両大神の湯.(3)一の宮二の宮の湯.(4)おくわ様の湯.(5)池大明神の湯.(6)親代様の湯.(7)小嵐様の湯
と七回繰り返します |
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太夫舞い |
禰宜三人が刀と鈴を持って,笛と太鼓に合わせて舞います.これは,この宮においでになった神様自身の舞と云われています. |
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四ッ舞 (扇の舞) (剣の舞) |
釜の前で,四人で舞います.
舞は
(扇の舞)は鈴と扇を持って(1)五方.(2)ためたり.(3)おけつ.(4)ためたり.(5)ちらし
(剣の舞)は鈴と剣を持って(1)きんたま.(2)ためたり.(3)おけつ.(4)ためたり.(5)ちらし
の順で舞います |
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宮浄め |
禰宜数名で左手に湯びしゃく,右手に湯たぶさもって,
本殿・斉舎・へっつい・宮の角・帳場・ごぼう棚・八乙女の順に湯をまきながら回ります. |
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八乙女 |
八乙女(舞殿の東北の隅)で鈴を振りながら唱えことをします. |
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家浄め |
八幡社の社守禰宜の家で宮浄めと同じような神事を行います |
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四ッ舞 (扇の舞) (剣の舞) |
釜の前で,四人で舞います.
舞は
(扇の舞)は鈴と扇を持って(1)五方.(2)ためたり.(3)おけつ.(4)ためたり.(5)ちらし
(剣の舞)は鈴と剣を持って(1)きんたま.(2)ためたり.(3)おけつ.(4)ためたり.(5)ちらし
の順で舞います |
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立願ばたき |
氏子の中に希望する者がある時だけ行われます |
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天伯の湯 (神楽) (湯殿わたし) (神ひろい) |
ごぼう棚より湯木を降ろし,神楽歌を唱えて,村を守り宮を守っている天伯様(天狗様)にお湯を差し上げて感謝する儀式です |
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中祓い (座づけ) (三条の祓い) (神返しの神楽) |
釜の前にむしろを敷いて禰宜,氏子一同座って座づけ(夜食)を頂き,「とーぼーかみ,えーびーたーまえ,はーらいたーまえ,きよめてたーまえ」と三条の祓いを唱え,次に,太鼓と鈴で神楽を唱え,お呼びした神様方を元の所にお送りする神返しの儀式を行います |
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たすきの舞 (扇の舞) (剣の舞) |
釜の前でたすきを掛け,鉢巻きを締めて舞います.
(扇の舞)は鈴と扇を持って(1)道中五方.(2)五方.(3)ためたり.(4)おけつ.(5)ためたり
(剣の舞)は鈴と剣を持って(1)きんたま.(2)ためたり.(3)おけつ.(4)ためたり.(5)こしかけ.(6)あいぎり.(7)ゆりゆり.(8)ちらし
の順で舞います.
遠山家の死霊を慰めるための舞と云われています |
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しづめの湯 (五大尊) (湯木舞) (湯立て) (湯殿わたし) (神ひろい) |
「湯立て」と同じ事をします.ただし,最後の神ひろいは「湯立て」の時は全国の神様を呼んだのですが,「しづめの湯」では次の「面」に登場する神様だけを呼びます.つまり,身近な神様方にお湯を差し上げようという儀式です.
最後に,禰宜は釜の上に湯木を十字に組み「せん静かなれ」と唱え,湯木を二の字に並べて置きます. |
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面 |
面は
大天狗(ひいのう様).両大臣(源王大神,性王大神).一の宮二の宮,八幡様,親代様,若殿様(遠山家一族と言われ七面あります),津島様,多賀様,浅間様,子安様,小嵐様(小嵐稲荷の神様で四面あります),四面(山の神様,金山様,半僧坊様,猿田彦様),ぢいさ・ばあさ,大国様,稲荷様,水王様,天伯様 |
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かす祭り (釜割り) (のりと) |
禰宜三人が剣を持って釜の周りを回り紙の飾りをちぎります.
次に湯のあてを剣で切りながら一巡し,鈴と湯たぶさを持って釜を崩す所作を行います. |
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木の根祭り |
禰宜が小豆と米を煮たものを,外の木の根元に供えます. |
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