岐阜県郡上市大和町牧・明建神社 七日祭り | |||||
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2009年8月7日(金).岐阜県郡上市大和牧の明建神社で「七日祭り(なぬかびまつり)」が行われました. 明建神社は13世紀に,東氏が下総国から妙見大菩薩を勧請したと伝えられている神社で,毎年7月7日(現在は8月7日)に例祭が行われています. また,この祭りは七夕に因んだもので,780年ほど前,東氏が下総の国で奉納したのが始まりと云われていますが,記録としては,元禄六年(1693)の明建神社に保存されている,「祭礼執行之儀式」の下書きが最も古いものです. この祭の奉仕者は,殆どが宮座制であり,祭の一週間前から潔斎し祭に臨みます. 神事が終わると,拝殿の周りを3回回って,御旅所までの道行きが始まります.音頭取りが「カミノミウケンナル タケノハヤシボーンボ」と唱えると,獅子の周りの竹ハヤシといわれる,笹を持った子どもたちが「サーンヨシ ボーボ」と答えます. 一行が神帰り杉の下で,帰路に方向を変えたとたん,獅子が大暴れして,子どもたちが持つ笹を食いちぎります.大鳥居まで戻ってくると,境内では野祭りが行われます. 野祭りは,神社関係者,氏子等が車座に座り,見学者にもどぶろくが振る舞われます. 野祭りは,古い田楽の様式を残している「神前の舞」,「杵振りの舞」,「獅子起こしの舞」の三座が舞われます. 神前の舞−神輿を担いだ4人が向い合い,ヘラ(ササラの様なもの)を持って振り鳴らしながら舞います. 杵振りの舞−茶色の手ぬぐいで頬被りした杵振りが,白い杵をかついで登場します.杵で餅をつく所作をしたり杵を高く放り投げたりして舞います. 獅子起こしの舞−最初鼻高(猿田彦)が登場し,扇を持って舞っていると,獅子が登場します.鼻高が獅子をなだめて寝かしつけます.鼻高も獅子の横で大の字になって寝っ転がりますが,そのうち獅子の鼻に扇を差し込んでいたずらをはじめます.たまらず獅子が目を覚まして,神職から杉の小枝を口に入れてもらって退場します. 七日祭りは,岐阜県無形民族文化財に指定されています. 「お祭り見てある記」もご覧ください→「七日祭り」 |
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道行き | |||||
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神前の舞 | |||||
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No22 | No23 | No24 | No25 | . | |
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杵振りの舞 | |||||
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No32 | No33 | No34 | No35 | No36 | No37 |
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獅子起こしの舞 | |||||
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