福井県三方上中郡若狭町成願寺・闇見神社 闇見神社例祭神事
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2010年4月5日(月).福井県三方上中郡若狭町成願寺の闇見神社例祭神事で「王の舞」が行われました.闇見神社は式内社とされ,古くからこの地の人々の信仰を集めてきました.この闇見神社の例祭でいつ頃から王の舞が奉納されていたか定かではありませんが,創建された頃から南北朝時代にかけては,猿楽・田楽として奉納されていたものが,室町時代に王の舞・獅子舞として行われるようになったと言われ,闇見神社では,少年が舞います.
この王の舞は,若狭地方で十カ所以上奉納されている舞で,舞楽の「蘭陵王」や「竜王」に由来すると考えられています.鼻高面をつけ,鉾を手にして鎮めの所作を演じます.
例祭は二日間にわたって行われ,
前日は当家行事として,幣裁ち・当家祈祷・おしゃげの王の舞が行われます.
当日は当立ち・当渡し・大御幣搗き・御輿渡御・御旅所行事・御輿還御が行われます.
この闇見神社の例祭神事は福井県の無形民俗文化財に指定されています.

『お祭り見てある記』の「闇見神社例祭行事」の記事はこちら→闇見神社例祭神事
采配幣 大御幣 .
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大槻木広場での王の舞
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大槻木広場での獅子舞
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当家渡し
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大御幣に縄をかけます .
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大御幣搗き
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御輿渡御 .
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御旅所での王の舞
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御旅所での獅子舞
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参考資料: 福井県無形民俗文化財
図録 福井県の文化財
若狭路の祭り芸能