岐阜県恵那市川上・恵那神社 恵那文楽
2010年9月29日〈水〉岐阜県恵那市川上の恵那神社例大祭で「恵那文楽」が奉納されました.
この恵那文楽の由来は,はっきりとしたものは残ってはいませんが,元禄時代(1688〜1703)頃,淡路のくぐつ師が美濃を巡業した折,川上(かおれ)地区の人々に伝授したのが始めとされています.
その後,宝暦年間(1751〜1763)に川上地区の名主市岡銀蔵がその基礎を築き,天明年間,寛政年間と多くの人々が技術の習得に努め「中津川宿の操り人形」として名声を博しました.
多少の盛衰はあったものの,昭和5年の名古屋での公演がきっかけとなり,次第にかつての名声を回復していきました.現在では『恵那文楽保存会』がその伝統を引き継ぎ,後継者作りにも努力し,大阪国立文楽劇場公演やカナダでの海外公演も行っています.
昭和61年岐阜県の無形文化財に指定されています.

この日上演されたのは,「壽式三番叟」と「絵本太功記 尼ヶ崎の段」です.

「お祭り見てある記」の『恵那文楽』はこちら→『恵那文楽』
登場する人形
初菊 十次郎 光秀
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みさを 久吉 さつき
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式三番叟 文楽奉納殿 .
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No13 (219kb) No14 (210kb) No15 (223kb) .
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壽式三番叟
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絵本太功記十段目 尼ヶ崎の段
No22 (269kb) No23 (309kb) No24 (310kb) No25 (330kb) No26 (285kb) No27 (183kb)
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No28 (399kb) No29 (342kb) No30 339kb) No31 (371kb) No32 (366kb) No33 (273kb)
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No34 (275kb) No35 (385kb9 No36 (292kb) No37 (249kb) No38 (343kb) No39 (251kb)
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恵那文楽以外の人形芝居
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