岐阜県中津川市蛭川・安弘見神社 安弘見神社杵振り祭り
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2012年4月14日(日)に岐阜県中津川市蛭川の安弘見神社(あびろみじんじゃ)の例大祭で杵振り祭りが行われました.
この祭りは,赤・黄・青の市松模様の臼をかたどった笠をかぶり,赤い法被に白いたすきをかけ,水玉模様のかるさんに黄色のはばきをつけた若者が,杵を持って踊ります.
この祭りの起源は不詳ですが,400年から600年ほど前から行われていたといわれ,もともとは,臼の形のかぶり物,手に持った杵からわかるように,五穀豊穣を願って,旧暦8月15日に牛頭天王社の薬師堂の祭りに,獅子舞と杵振り2名が付き添って行われてきたものです.それが,大正時代になって,だんだん人数が増えていったようです.

12時半頃,杵振り踊りの一行は,蛭川総合事務所前を出発します.先頭は天狗と蝿追い,オカメとヒョットコ.稚児.その後ろに杵振り踊りの踊り子達が続きます.次に獅子,最後にお囃子と太鼓が続き,約2キロ先の安弘見神社に向かって街道を練り歩きます.
約2時間かけて,踊りの一行は安弘見神社の鳥居をくぐり,拝殿まで石段の参道を登っていきます.拝殿前でいったん休憩した後,参道を下って広場に入り杵振り踊りを踊ります.
その後,再度参道を拝殿まで登って行った後,神馬と花馬が参道を駆け上っていき,祭りは終了します.
杵振り踊りは,岐阜県重要無形民俗文化財に指定されています.

「おまつり見てある記」もご覧ください→「安弘見神社杵振り祭り
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