愛知県一宮市真清田・真清田神社  太 々 神 楽
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2013年10月15日。愛知県一宮市真清田の真清田神社で太々神楽の奉納が行われました。
太々神楽は、春期の桃花祭に対する秋期の祭礼で、駒牽神事と共に毎年この日に行われます。
この太々神楽は、『続楽寿筆叢』には、天明二年(1782)九月に始めて行われ、鳥居舞・木綿四手・矛舞・日蔭・桂・鈴竹・火処・馬槽・神憑・笑楽・細目・面白・注連縄の舞が奉納されたことが記されています。
正徳元年(1711)。熱田神宮の社人が京都に出向き、神楽の家から伝授を受け、尾張地方に伝えたもので、真清田神社の太々神楽も、熱田神宮から伝えられたといわれています。
真清田神社では、中断があったものの明治三十七年に復興され現在まで受け継がれています。
十三曲の太々神楽は
春の神楽始祭(正月二日)に七五三舞(式掌)・鳥居舞・火処舞・木綿四手舞・日蔭舞・馬槽舞・面白舞の七曲
秋の太々神楽(十月十五日)に七五三舞(式掌)・神懸舞・恵楽舞・桂舞・矛舞・細目舞・鈴竹舞の七曲
が奉納されます。

舞は、伶人のさん方の管弦に、神童は巻纓の冠、闕腋を着、佐貫をはいて中啓を持ち、恵楽舞と矛舞は面を付けます。神女は白地に松竹の褶模様の千早を着、緋の袴はいて檜扇を持ちます。

「おまつり見てある記」の真清田神社太々神楽はこちら→真清田神社太々神楽
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式掌
No01 No02 No03 No04 No05 No06
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神懸舞
No07 No08 No09 No10 No11 No12
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恵楽舞
No13 No14 No15 No16 No17 No18
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桂舞
No19 No20 No21 No22 No23 No24
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矛舞
No25 No26 No27 No28 No29 No30
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細目舞
No31 No32 No33 No34 No35 No36
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鈴竹舞
No37 No38 No39 No40 No41 No42
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人長舞
No43 No44 No45 No46 No47 No48
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参考資料 真清田神社史