滋賀県野洲市三上   野洲悠紀斎田お田植えまつり
.
2014年5月25日(日)。滋賀県野洲市三上で悠紀斎田お田植まつりが行われました。
このお田植えまつりは、1928年(昭和3年)に昭和天皇大嘗祭に献納する、米を作るための田が、ここ野洲の地に定められ、それを記念して、毎年5月の第4日曜日に、お田植えまつりが行われます。
昔ながらのすげ笠、緋ばかま、手甲、脚絆姿で、数え歌や太鼓に合わせて、踊りと苗植えが行われます。

悠紀斎田(ゆきさいでん)とは、「悠紀(ゆきのように清らかに)斎田(整えられた田)」という意味だそうですが、少なくとも天武天皇の即位神事から営々と受け継がれています。

田の畦では踊り手がならび、歌に合わせて踊ります。
一つ 日の本瑞穂の国は 穂に穂栄えて千代八千代
二つ 再び得がたい誉 御世の始めの御田植
三つ 三上の御影の神は 代々に御国を守る神
四つ 夜を日にいそしむ人は 神も守らでおくものか
五つ 五日にやそよ風吹いて 十日十日にや雨が降れ
六つ 百足の巻いたは山よ 御田にや雀も虫もでぬ
七つ 名高い近江の国は 昔からなる悠紀の国
八つ 野洲川国やすかれと 清くそそぐよ悠紀の水
九つ 九重の雲井の空も はれて賑わふ田植歌
十で とうとう御田植終わりや はやも早苗に千代の色
この「悠紀斎田御田植歌」の作詞者は 滋賀県水口町出身の巌谷小波だそうです。

「おまつり見てある記」もご覧下さい→野洲悠紀斎田お田植えまつり
No01 No02 No03 No04 No05 No06
.
No07 No08 No09 No10 No11 No12
.
No13 No14 No15 No16 No17 No18
.
右のサムネイル画像をクリックすると,他の御田植祭がご覧いただけます