西気良大神楽
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岐阜県郡上市明宝の7カ所の白山神社で大神楽が行われる.という情報を知ったので,明宝観光協会さんに日時と場所を問い合わせたら,開催日と明宝町の地図を,送っていただきました.しかも,地図にはわざわざ手書きでそれぞれの地域の白山神社の場所が記入してありました.ありがとうございます!!
そこで,22日は西気良の大神楽を見に行きました.郡上八幡ICから,せせらぎ街道に入り「道の駅」を過ぎてすぐの「気良口」の信号を左折.気良川沿いに登っていくと,左手に白山神社の幟が見えてきます.
神社には10時頃到着.約2時間です.神社は,まだ早いのか3人ほどの方が様子を見に来ていました.その内のお一方に時間とかを聞いたのですが,どうもうまく要領を得ない.もう少し上の方の磨墨公園に行ってみたり,もっと下がって公民館に行ってみたり!!わかったことは,白山神社より下にある公民館から10時に神楽の一行が出て(この時,時間的に見て公民館の前で一舞あったのかも知れません)少し下の光明寺で神楽が奉納されます.終わると,マイクロバスや軽トラックで磨墨公園へ.11時少し過ぎから11時半過ぎ頃まで神楽の奉納.終わると同じようにバスとトラックで公民館へ.ここでお昼休み.1時頃から行列を作って白山神社まで道行.この時途中でも神楽の奉納が行われます.2時前に白山神社に到着.行列は拝殿を一回りして神楽を奉納します.終わったのが3時頃.そのあと餅まき!だそうですが,yoshikは餅まきの前に失礼してきました.
獅子神楽は,基本的には4月に「八幡町の春まつり」で行われた3つの神社の大神楽と同じです.大幣持ちが,まず大声で口上を述べたあと神楽が始まります.獅子の胴幕の中に何人か入って,その内の一人が頭を操作します.3人の唐子,鶏の形をした帽子をかぶった鼓打ち,笛,神楽台の太鼓など.同じようなものが見られます.
違うと云えば,唐子は3人なんですが,ササラ摺りは獅子の前で舞うだけ,残り二人の太鼓打ちは神楽台の前で舞うのみです.神楽台と獅子の向きは垂直に交わるように配置されます.
また,行列には鬼面をつけた露払い,6〜7人の顔に墨で模様を付けた奴などは,さらに西の地域の寒水の掛け踊りを思わせます.
いつ頃,どこから伝わったものかはわかりませんが,八幡町の大神楽と,寒水の掛け踊りの両方が混ざったような神楽です.
帰りもETCの通勤割引を使おうと,時間つぶしに八幡城に登ってみました.それほど大きくはないのですが,形はなかなかきれいな山城です.

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