黒田人形浄瑠璃
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寿式三番叟
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観音霊験記 壺阪寺の段
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生写朝顔日記 宿屋より大井川の段
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絵本太功記十段目 尼崎の段
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下黒田諏訪神社の禮祭で、黒田人形浄瑠璃の定期公演が、4月11日(土)と12日(日)に、人形浄瑠璃専用舞台で開催されました。
11日(土)は午後6時から。12日(日)は午後1時から。ということで、12日の部を拝観させていただきました。
午後1時からですので、名鉄バスセンター発9時。飯田駅前着11:09の高速バスで行くことにしました。
高速バスは、いつも渋滞を心配するのですが、この日は渋滞もなく予定通りに飯田駅前に着きました。
飯田駅から下黒田諏訪神社までは、約2.5キロ。30分少々です。県道15号線に出て北東方向に進みます。途中トンネルがあり、抜けたすぐのコンビニを左折してすぐ、諏訪神社の鳥居があります。
境内にはテントが張ってあって、国指定の重要有形民俗文化財に指定されている舞台の前には、折りたたみいすが沢山並べてあります。
yoshikは、まだ時間があるので、コンビニまで戻って昼食。いよいよ人形浄瑠璃が始まります。
保存会長さんの挨拶の後、最初の演目寿式三番叟が演じられます。舞台は間口8間(約14メートル)ありますが、そこを一杯に使って舞われます。
この日の外題は
1.寿式三番叟
2.観音霊験記 壺阪寺の段
3.生写朝顔日記 宿屋より大井川の段
4.絵本太功記十段目 尼崎の段
です。
このうち、3番目の演目は地元高陵中学校黒田人形部の生徒さん方が演じました。熱演ぶりに惜しみない拍手とおひねりが飛んでいました。
16時半頃すべての演目が終了。飯田駅前まで、来るときとは道を変えて歩いてみました。途中飯田線の桜町駅の横を通ったので、1区間だけだけど電車に乗ろうかな??とも思ったのですが、飯田の町を見ながら歩くのも悪くない!!と思いそのまま飯田駅迄歩きました。
帰りのバスは、18時34分発なので、ちょっと小腹が空いてくると思い、お店を探したのですが、なかなか見つからなくて、結局ラーメンを食べて出発までの時間をつぶしました。
帰りも、渋滞もなく20時35分。名古屋駅に到着。

黒田の人形浄瑠璃は、元禄年間(1688~1703)に、村の僧侶が記した明神講に、人形浄瑠璃の記述があることから、この頃には、すでにこの地で人形浄瑠璃が行われていたものと思われます。
現在は、黒田人形浄瑠璃保存会が中心になって、保存、伝承活動を行い、国の選択重要無形民俗文化財に指定されています。また、地元の高陵中学校では、人形浄瑠璃の部活動も行われています。

「山車とまつり」もご覧ください→山車とまつり「黒田人形浄瑠璃」
黒田人形浄瑠璃が行われる諏訪神社はこちら→飯田市上郷黒田2346(Map)
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