岐阜県大垣市 大垣まつり
岐阜県大垣市の大垣まつりが5月14日(土)と15日(日)の2日間行われました.そのうち14日(土)の様子をご覧ください.
大垣の車山の特徴は
1.美濃市,関市,岐阜市,養老町高田に見られるからくり人形を主体とする名古屋型山車の変形(6輛)
2.揖斐川町,垂井町,養老町室原,海津町に見られる歌舞伎などを演じる長浜型曳山の変形(2輛)
3.まつりの原点である飾り山.屋根がなく藩主戸田氏西公から下賜されたもの(3輛)
の三種類の車山が混在しています.
また,輪は内輪式ですが前後の輪の間隔が狭く方向転換などがしやすい.


(*)この地方では「やま」を『車』偏に『山』と書き表しますが,コンピュータで扱う文字には該当する漢字がありませんので『車山』と書き表しています.
No01:芭蕉の銅像
No02〜04:船町港跡(大垣市指定史跡)と住吉燈台(岐阜県指定史跡)
No05〜06:船町中組常夜燈(大垣市指定重要有形民俗文化財)
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大垣まつり その1
神楽車山,菅原車山,猩々車山,相生車山,大黒車山,榊車山
大垣まつり その2
松竹車山,愛宕車山,鯰車山,
恵比須車山,玉の井車山
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2005年以外の大垣祭り様子は,右のサムネイル画像をクリックしてご覧ください
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参考資料: 岐阜県の祭屋台
大垣祭パンフレット
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船町港―江戸から明治にかけて大垣城下と伊勢を結ぶ運河「水門川」の川港で物資の集散と人の往来の中心でした.昭和になると鉄道が引かれたため港は衰退してしまいました.
住吉燈台―建造は元禄年間(1688−1704)といわれ,港の標識として建てられたもので高さ約8m.最上部には油紙障子がはめ込んであります.同じような燈台は美濃市にも現存しています.
船町中組常夜燈―元禄年間(1688−1704)船町中組総代の谷九太夫が船の運行の安全を願って建立したと言われています.現在のものは明治20年(1887)に再建されたものです.