愛知県新城市門谷字鳳来寺 鳳来寺田楽
2007年1月3日(水)に愛知県新城市門谷字鳳来寺の鳳来寺で「鳳来寺田楽」が行われました.
この田楽は,鳳来寺に伝わっている「田楽帳」によると,昔,鳳来寺には赤,青,黒の3匹の鬼が住んでいて利修仙人に仕えていました.その利修仙人が入定の時,それ以降もこの山を守るよう言い含め三匹の鬼の首をはね,薬師堂の下に埋めました.その霊を慰めるために,毎年正月三日と十四日に田楽または修正会を行ってきたとされています.
明治の始めには,廃仏毀釈により,田楽も廃れましたが,明治末期に復活され,昭和52年「三河の田楽」として田峯田楽・黒沢田楽とともに,一括して国の重要無形民俗文化財に指定されました.
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鳳来寺田楽その1 鳳来寺田楽その2 鳳来寺田楽その3
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御神酒いただき/九度のこと/かんばやしのこと/松竹はやしのこと/国づくしのこと/五番の舞のこと/万歳楽のこと/鴬の舞のこと/仏の舞のこと/御礼のこと/松のらんじのこと/扇のおがみのこと/棒のらんじのこと/棒の祝いのこと 神天子の舞のこと/一、二の舞のこと/惣田楽のこと/ろん舞のこと 面申のこと/次の面申のこと/獅子伏のこと/(打ち開きのこと/なりわいのこと/こいのりのこと/鳥追い)/苗引きぼこ楽のこと/弓納めのこと/田うたのこと
※( )の4つの演目は現在行われていません
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参考資料: 鳳来町誌・文化財編
当日会場で配布されたパンフレット
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