静岡県浜松市水窪町西浦・西浦観音堂 西浦の田楽 | |||||||
2008年2月24(日)の月の出〜25日(月)の日の出まで.静岡県浜松市水窪町西浦の西浦観音堂で「西浦の田楽」が行われました. この祭りは,養老三年(719)に行基菩薩がこの地に来て,聖観世音の仏像と数個の仮面を作り,その年の七月十日吉郎別当が祭りを始めたと云われています. 厳しい戒律を守り,世襲でそれぞれの役を受け継いできた能衆たちによって「地能」「はね能」「番外」「はらい」の舞が夜を徹して舞い続けられます. 「地能」は大きく分けると,舞庭を清め悪霊を払う舞,農耕への祈り,神々の出現に別れますが,神や自然に対しての願いが込められた内容に,「はね能」は舞手の所作とか謡の節回しとかを楽しむ芸能的な内容に.そして最後の「番外」「はらい」はお招きした神々に元の場所にお帰りいただくという内容になっています. 国の重要無形民俗文化財に指定されています. 「西浦田楽」を見ての管理人の感想などは『お祭り見てある記』をご覧下さい→「西浦田楽」 |
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