愛知県北設楽郡東栄町振草・白山神社 白山祭り
2008年12月13日(土)愛知県北設楽郡東栄町振草の古戸白山神社で白山祭りが行われました.
この祭りの中で,白山神社のご神体といわれる「お珠様」を献げながら『お珠の舞』が舞わますが,この舞が舞われてはじめて,各地の花祭が開催できたと云われることから,花祭の起源と考えられています.
延喜年間(901〜922).京から一人の聖が,加賀の白山神社の祭神「菊理姫命」の分霊を奉戴し,この地を訪れ,急峻な山の中で修行に励み,難行苦行のはてに「白山妙理大権現」をおこし,近在の人々から信仰を集めました.この宮は明治初期に「白山神社」と改められました.
白山神社は,県道から約1時間の急峻な山の中腹に祀られています.祭りは,境内に四本の柱が立てられ,その間に張られた注連縄に,ざぜち,けいだれ,五大尊などがかざられ,焚き火がたかれる中で行われます.うたぐら・笛の旋律など花祭と同じものに思われました.

古戸白山祭りについての感想などは「お祭り見てある記」をご覧ください→「古戸白山祭り」
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参考資料: 東栄町誌 伝統芸能編