長野県下伊那郡天龍村坂部・諏訪神社 坂部の冬祭り | ||||||||||||||||||||||||||||||
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2009年1月4日〈日〉〜5日〈月〉に長野県下伊那郡天龍村坂部の諏訪神社で坂部の冬祭りが行われました. 坂部に伝わる「熊谷家伝記」によると,室町時代の正長元年(1428).熊谷直吉が館を本村に移転したとき,見た夢を占ってもらったところ『子孫繁昌当郷永く成就すべし』というとで神楽を始めた.といわれています. 愛知県・静岡県・長野県が接するあたりに見られる,遠山郷の霜月祭り,佐久間の花の舞,富山村の御神楽祭り,奥三河の花祭と同じように,霜月に行われる湯立て神楽の一種です. これらの祭りは,毎年太陽が最も衰え,人も自然もその活力が衰える冬至の頃に,神の座をもうけ,穢れを祓い神のご降臨を仰ぎ,御神酒やいろいろなご馳走を供えて神様をもてなし,新たな魂を授けていただき,願いを叶えていただくために行われたと考えられています. 天龍村に伝わる「坂部の冬祭り」は「向方のお潔め祭り」「大河内の池大神社の例祭」と共に,一括して昭和53年(1978)に『天龍村の霜月神楽』として国の重要無形民俗文化財に指定されました. なお,それぞれの画像は資料を見ながら仕分けをしましたが,どこに入れるものか良くわからないものもあります.間違い等がありましたら,トップページの「管理人へのメール」を利用していただき,ご教授いただけると幸いです. 坂部の冬祭りを見ての感想,諏訪神社の地図などは「お祭り見てある記」をご覧ください→坂部の冬祭り |
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