静岡県藤枝市瀬戸ノ谷・高根白山神社 古代神楽
2007年10月29日(月).静岡県藤枝市瀬戸ノ谷の高根白山神社で『古代神楽』が行われました.
この神楽は,安倍川,大井川上流域に伝わる湯立て神楽の一種で,一般には「駿河神楽」と言われているものです.
高根白山神社の神楽が,いつ頃から行われるようになったかは,定かではありませんが,文政十三年(1830)の『神楽御名前帳』には「二夜三日の閏年の神楽を行う」旨の古文書が残されていることから,今から百数十年前には行われたと思われます.戦後一時途絶えた時期がありましたが,蔵田地区の有志方々の努力によって,再興され現在は静岡県の無形民俗文化財に指定されています.
舞は拝殿で行われ,天井には玉蓋といわれ,縦横9本の注連縄を張り,注連縄には五色の注連垂れが,また周囲には切り飾り(奥三河の花祭りの「ザゼチ」と同じようなもの)が飾られた天蓋をつり下げます.

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古代神楽その1 古代神楽その2 古代神楽次第
神迎え/弊の舞/天狗面の舞/湯立の舞/殿面の舞/姫の舞/三宝荒神の舞 剣の舞/戎子大黒の舞/天王の舞/剣の舞/米の舞/五行の舞/八幡天王の舞/神帰し 「神迎え」〜「神帰し」までの解説です
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参考資料: 藤枝市史
高根白山神社古代神楽