静岡県榛原郡川根本町梅地 梅津神楽
2008年1月19日(土)〜20日(日).梅津神楽が本川根町の接岨峡温泉会館で行われました.梅津神楽は梅地のコダマ石神社()と犬間の若宮神社の大祭の前夜祭に奉納する神楽で,もともとはそれぞれの神社で行われていましたが,昭和31年より一年交代で行われるようになり,現在では梅地公民館(接岨峡温泉会館)で行われています.
この梅津神楽が行われるようになった経緯については,詳しいことはわかりませんが,文明年間(1469〜1486)京都梅津在住の筑地氏が,一族を連れてこの地に住みつき,氏神を勧請し自ら神主となって神楽を奉納したと云われています.
家内安全,無病息災,五穀豊穣を神に祈ったもので,駿河神楽の一つで,昭和47年静岡県の無形民俗文化財に指定されています.

()『コダマ石神社』の表記ですが,谺(こだま)と谷偏に令で「コダマ」と読みますが,コンピュータには登録されていませんので,カタカナで表記させていただきました.上の画像の右奥の提灯に書かれた文字です.
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参考資料: 梅津神楽−静岡県無形民族文化財