静岡県静岡市葵区梅ヶ島新田 梅ヶ島新田の神楽 | |||||||||||||||||
2008年2月8日(土)に静岡県葵区梅ヶ島新田の稲荷神社で初午祭が行われました.初午祭での「はまおり」,「チキドン」,「梅ヶ島新田の神楽」の様子をご覧下さい. 梅ヶ島新田の神楽が,いつ頃から行われるようになったか,の詳しい資料は残っていませんが,この地に伝わる伝承では,嘉永元年(1848)の稲荷社の創建にかかわり,『当時,この村に悪疫が流行したため,村人はもと鎌倉円覚寺の高僧で,当時江戸小石川の寺の住職であった竜爪見大和尚に相談したところ,この地に稲荷を祀っりなさいと言われ早速稲荷神社を創建したところ,疫病が治まった』とか『この村に足を運んだ和尚が悪疫の元であるクダギツネを稲荷神社に祀り込めたため,疫病が治まった』とか云われています.そして,『初午の日にお礼のため稲荷神社に供物をお供えして,祭礼を行うよう和尚から云われ』たのが,神楽の始まりと言われています.祭りは,旧暦の初午の日の前後三日間「トーヤ」で行われます.現在では,本日(ほんび)の夜行われる神楽は,地区の公会堂(元小学校の校舎)で,他の余興(有志の踊り,歌,保育園の子どもの演技など)を交えて盛大に行われています. また,閏年とか,特別な場合には「ハマオリ(浜降り)」といって,安倍川の河原まで御輿渡御が行われ,河原で神事と神楽の奉納が行われます. 午後からは,面や獅子頭をつけて村の各戸を門付け回るチキドンが,青年数人で行われます. 「梅ヶ島新田の神楽」を見ての感想などは『お祭り見てある記』をご覧下さい→「梅ヶ島新田の神楽」 |
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