静岡県榛原郡川根本町徳山・徳山神社  徳山神楽
.
2008年10月21火(日)静岡県榛原郡川根本町徳山の徳山神社で「徳山神楽」が行われました.この徳山神楽は,安倍川・大井川流域に伝承されているいわゆる『駿河神楽』の一つです.
いつ頃から行われていたか詳しくはわかりませんが,延宝二年(1674)の神楽曲が記された文書が残されており,江戸時代前期には行われていたようです.
駿河神楽は,五方の取り方によって
藁科・川根型−−五方を舞台の辺にとるもの
安倍・井川型−−五方を舞台の隅にとるもの
に大別されますが,徳山神楽は両方の型が混在しています.基本的に一人舞と面行の舞は隅にむかって五方をとり,複数の舞人による舞では辺にむかって五方をとります.
神楽は中川根町徳山古典芸能保存会と祭典当番組で行われ,平成8年静岡県無形民俗文化財に指定されています.

当日は,防災センターで頭屋祭(出立式)が行われ,その後徳山神社まで道行きになります.神社に到着すると,神事が行われ夕方から神楽が奉納されます.
管理人は,徳山への到着が遅れ,この頭屋祭・道行き・神楽奉納の最初の神前の舞の撮影ができませんでした.

徳山神楽を見ての感想等は「おまつり見てある記」をご覧ください→徳山神楽
.
そ の 1 そ の 2 そ の 3 次 第
座揃の式/順の舞/四座の舞/神饌の舞/三宝荒神の舞/四座の舞 天王の舞/火の舞/五躰龍の舞/恵比寿・大黒の舞/八王子の舞 宇受売・翁の舞/八幡の舞/太刀の舞/湯の舞/大弓の舞/神送り .
徳山神楽以外の駿河神楽は,サムネイル画像をクリックしてください
参考資料: するが神楽調査報告書
徳山神楽調査報告書