名古屋市東区 出来町天王祭04
2004年6月5日(土)6日(日)名古屋市東区出来町で天王祭が行われました.古出来,新出来に祀られている三つの「須佐之男社」の祭礼です.5日(土)の祭の様子をご覧下さい.
『天王祭』はもともと疫病を鎮めようという願いを込めて牛頭(ごず)天王を祀った祭礼で,この地方では古くから津島神社を中心に各地で行われてきた祭りです.
ここ出来町の天王祭は天保年間に提灯台を出して始めたものが,藩主斉朝公の上覧を得てから現在のような山車祭りに変わったといわれています.
この祭りに曳き出される3台の山車はいずれも「名古屋型」の山車で,鹿子神車は若宮八幡社の祭礼車として.また,河水車は産宮参の山車として建造されたものです.また,王羲之車は戦後新造されたものです.
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No01〜03:出来町通りの一本南.JR中央本線の掘り割り上に架かる新出来橋に3輛の山車が集まります
No04〜06:提灯を点けて出来町通りを巡行する3輛の山車
No01 (150kb) No02 (176kb) No03 (171kb) No04 (115kb) No05 (99kb) No06 (88kb)
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西之切の
『鹿子神車』
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中之切の
『河水車』
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東之切の
『王羲之車』
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参考資料: 「東区の山車」
「からくり人形の宝庫」
「郷土の祭」
「新版 名古屋の文化財 下巻」
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